韓国　サッカー留学を考える

近年、観光地として絶大な人気を誇る韓国。日本から近いというのも人気の理由の一つでしょう。韓国のスポーツは日本と同じく「サッカー」と「野球」が熱く盛り上がりを見せています。

韓国の有名なサッカー選手といえば現在イギリス最高峰のリーグ、プレミアリーグで活躍している「ソン・フンミン」選手。（トッテナム在）彼は「アジアナンバー1選手」や「アジアの虎」と評されており、世界中から絶大な人気を誇っています。また、アジア人選手として初のUEFAチャンピオンズリーグのトロフィーを手にした元マンチェスターユナイテッド所属のパク・チソン選手を始め、Jリーグでも多くの韓国人選手が活躍しています。韓国代表としてもワールドカップには毎回出場し、日本代表のライバル国でもあります。韓国リーグ、通称「Kリーグ」では助っ人外国人を呼ぶなどし、年々観客動員数が増加している傾向にあります。その中には日本人でJリーグからKリーグへの移籍を果たしている選手もいます。

＜韓国サッカー＞日本にとって宿敵・ライバルでもある韓国。そんな韓国サッカーの特徴は、大柄でがっちりとした体格と強靭なスタミナを誇るフィジカルの強さでしょう。それらの能力は常に日本を上回り「大きな壁」として立ちはだかりました。そして最も大きい特徴はメンタルの（精神的）強さです。特に忍耐力では韓国の右に出る者はいないと言われています。そこには歴史的な背景も影響していることでしょう。精神的なタフさはサッカーをはじめあらゆる分野で重要になってきます。また、ユース年代の育成にも力を入れており積極的に外国人や日本人の監督、コーチやフィジカルトレーナーを取り入れ、質の良いトレーニングを行える環境作りをしています。もちろん、食事や生活面の管理もしています。

＜まとめ＞韓国では大学サッカーからプロへと進む選手が多数ですが、若いうちからヨーロッパなど、外国へサッカー留学する選手も年々増えています。韓国の大学へ進学する際には、韓国語の取得が必須条件になります。（大学によっては語学学校を設けている大学もあります。）日本と韓国は特別な関係にあり、2002年に日本と韓国の2か国共催された日韓ワールドカップでは、韓国代表の試合を国立競技場などでパブリック・ビューイングが行われ、日本人が韓国代表を応援するといった現象が起こりました。そこから両国の間に友好的な雰囲気がサッカーを通じて生まれました。日本人として韓国へサッカー留学をするのも選択肢の一つでしょう。