マルタ共和国、通称マルタ島、と言ったらまず最初に観光地やリゾート地として思い 浮かぶでしょう。実際に世界各地から大勢の人が観光やバケーションでマルタに訪れ ます。 そんなマルタですが、なんと最も人気のスポーツがサッカーです。
そして、小さい島国にも関わらずサッカーリーグが存在します。マルタ本島では1~4 部まであり、ゴゾ島(マルタ島から船で30分ほど)にもマルタ島とは別のリーグで 1~2部が存在します。 マルタ島1部リーグではなんとCL予選、EL予選に出場することができます。2017年に マルタ島優勝チーム(ハイバーニアンFC)はCL予選2回戦で、南野拓実選手が在籍す るレッドブル・ザルツブルクと対戦し少し話題になったかと思います。 <マルタについて> イタリアのシチリア島の南部に位置し、地中海のど真ん中に浮かぶ島国です。
本土の マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の三つの島から成り立っています。日本からは残念なが ら直行便がなく、ヨーロッパの各都市や中東のドバイで乗り継いで向かうのが一般的 です。 言語はマルタ語と英語、またイタリアが近いこともありイタリア語を話す国民も多数 います。 人口は約40万人。首都のバレッタは街が丸ごと世界遺産になっているほど歴史のある 街でもあります。その他にも世界遺産や美しい地中海が見られます。
マルタの主な産業は観光業と漁業であり、特にマグロの繫殖が盛んで日本にも輸出し ています。経済的にも安定した国の一つです。 また、マルタの治安はとても良く安全です。そこもマルタの大きな魅力の一つでしょ う。
<マルタサッカー> マルタのFIFAランクはそれ程高くはありません。国内リーグのレベルもそれに等しい でしょう。しかし、だからといって簡単にチームと契約を結べるほど甘くもない、と いうのが現実です。マルタでは日本人は外国人であり、言葉の壁や文化の違いなども あります。 また、マルタの1部でプレーしている選手の中でもアルバイトや副業をしている選手も います。
<まとめ> リゾート地として有名なマルタですが、実際にマルタの1部リーグのチームとプロ契約 を勝ち取った日本人選手もいます。 マルタでサッカーをプレーするメリットとしては、将来へのステップアップへと繋が ることでしょう。困難とはいえ他のヨーロッパの国よりもプロになれるチャンスはあ ると思います。 また、サッカーだけではなく英語を学べる環境にあり、さらに様々な国の人達との交 流があります。言語を取得すること、海外で生活することは必ず将来に活かされてく ることでしょう。 美しい島国マルタを始め、海外に勇気を持って挑戦しましょう!